『「ひきこもり」「孤独・孤立」と自治体の対応
~ “生きづらい” 社会をなおすには ~ 』
※終了いたしました。ご来場の皆さま誠にありがとうございました。
・日 時 2024年11月16日(土)13:00~17:00
(開場12:30)
・会 場 板橋区立文化会館4階大会議室
(板橋区大山東町51-1 TEL.3579-2222)
※東武東上線大山駅徒歩2分、都営三田線板橋区役所前駅徒歩5分
・参加費 700円(学生無料)
■ 開催にあたり
コロナの世を脱したものの、どこか「生きづらい」感のある社会です。2022年度に内閣府が実施した調査(結果)では「15歳~64歳の生産年齢人口において50人に1人が“ひきこもり状態”にある」というショッキングなものでした。しかし、その困難を抱えた当事者の社会的認知や顕在化がされておらず、公的な支援につながりにくいという指摘もなされております。
また、国においては2021年、イギリスに次いで世界2例目の孤独問題担当大臣がおかれ、今年4月には「孤独・孤立対策推進法」が施行。自治体の責務として孤独・孤立当事者等の状況に応じた施策の策定・実施がうたわれました。
そこで、今回 第一部では、世の中の矛盾をつき庶民の生活を独特の感覚で見続ける荻上チキさんにご講演をいただきます。第二部では、社会福祉士であり弱者・困難当事者に寄り添った行政を推進する日野市の市長、板橋区の福祉部長、議会の健康福祉委員長、そして様々な生きづらさを解明・支援している研究者をお招きしてシンポジウムを行います。
「ひきこもり」「孤独・孤立」、漠然とした「生きづらさ」といった極めて今日的な困難・課題に対しについて、住民に寄り添うべき自治体として何ができるのか。この機会に多くの皆様のご来場をお待ちしております。
■ プログラム
第1部 基調講演
『社会問題としての「孤独」 ~ スマホがあればそれでいいのか ~ 』
● 講師 荻 上 チ キ さん(評論家)
第2部 シンポジウム
●シンポジスト 大 坪 冬 彦 さん(東京都日野市長)
寺 田 ひろし さん(板橋区議会議員・健康福祉委員長)
丸 山 博 史 さん(板橋区福祉部長)
大 塚 類 さん(東京大学准教授)
【講師・シンポジスト プロフィール】
● 荻上チキさん(評論家・編集者)
1981 年兵庫県生まれ。成城大学、東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修
了。IT企業勤務、WEBサイト「シノドス」編集長等を経て、現在はNPO法人「ストップ
いじめ!ナビ」代表理事、一般社団法人「社会調査支援機構チキラボ」代表理事。
2013 年からTBSラジオ「荻上チキ・Session」パーソナリティを務め、同番組でギャ
ラクシー賞を受賞(2015年度DJパーソナリティ賞、2016年度ラジオ部門大賞)。
自らも少年時代にいじめに遭っていたことやうつ病を患ったことを告白しており、同
体験を基に「生きづらさ」などの実相を調べ、理不尽を減らすため活動ならびに各種メ
ディアでも発信中。著書に『いじめを生む教室』(PHP新書)、『みらいめがね』(暮しの手帖社)など多数。
● 大坪冬彦さん(日野市長)
1957年東京都大田区生まれ。一橋大学経済学部卒業後、1981年日野市入庁。資産税課長、高齢福祉課長、健康福祉部長、まちづくり部長等を経て2013年4月、日野市長当選(現在3期目)。
【大坪市長と日野市の「孤独・孤立」「ひきこもり」への取組み】
今回お招きする大坪市長は福祉の仕事を志して日野市に 奉職。在職中は15年間福祉関係の部署で働き、社会福祉士資格を有するなど生きづらさをもつ方への温かい眼差しと寄り添う意志を持った首長です。
2020年にひきこもり実態調査を実施し、ひきこもり相談事業を行うほか、ひきこもり女性当事者会、また「個」と「個」をつなぐ居場所づくり事業など、様々な分野で他自治体に先駆けた取組みを展開しています。
● 大塚 類さん(東京大学准教授)
東京大学教育学部、同大学院教育学研究科博士課程修了(博士・教育学)。日本学術振興会特別研究員、青山学院大学准教授等を経て2020年4月より現職。専門の臨床現象学に基づき様々な生きづらさを解明・支援している。著書に『施設で暮らす子どもたちの成長』(東大出版会),『すき間の子ども,すき間の支援』(明石書店、共著)など。
● 寺田ひろしさん(板橋区議員議員・健康福祉委員長)
1970年生まれ。創価大学法学部卒業後、歯科医療機器 メーカー勤務を経て2019年の板橋区議選で初当選、現在 2期目。板橋区社会福祉協議会理事。日本防災士会東京都支部板橋区ブロック理事。
● 丸山博史さん(板橋区福祉部長)
1972年生まれ。1997年入区、区議会事務局次長、子ども家庭支援センター所長、子ども家庭総合支援センター支援課長、子ども政策課長を経て、本年4月より現職。
【参加申込】
①氏名②住所③電話番号を明記のうえ、往復はがき・Eメール・Googleフォームのいずれかにて下記までお申込み下さい。※定員制限あり(申込 先着順)
■ 173-0001 板橋区本町24-1 いたばし総合ボランティアセンターM4
板橋フォーラム実行委員会 11/16フォーラム申込係 あて
E-mail itabashi-forum@live.jp
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